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タイ旅行記-2

11月18日いよいよアユタヤへ

息子夫婦の案内ですが、「案内できるのは4カ所くらい。ガイドは出来ませんので自分で勉強してきて下さい」とのことでした。と言われながらも勉強不足で・・・。

まずは美しい白と黄金に輝く、仏塔「チェデェ・シー・スリヨータイ」1549年ビルマとの戦いに参戦して夫の身代わりとなって戦死した王妃スリヨータイを祭った仏塔。青い空に映えて美しかった!!広角で撮ったこの1枚が良かったかなと・・・。
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ワットプララーム・・・遺跡の中を日傘を差して歩く一人の女性が印象的でした。
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ワット・プラシーサンペット・・・・初代ウートン王の時代の宮殿跡に1491年建てられた宮殿。ビルマ軍侵攻によって破壊されたが現在仏塔3つが残っている。夜はライトアップされ、最も大切な王宮建物の一つだそうです。
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次はなんとも大きな涅槃像。ワット・ロカヤスタ。ちょっと大きさの比較に妹に立って貰いました。
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この後Kenがこの前に撮してくれと言って仏様と同じスタイルで寝ました。写真に撮りましたが、その後真似をした人は叱られていました。現地の人にとっては信仰の対象です。私達のように観光でカメラの被写体としか見ていないのは良くないことだと思いましたのでちょっと手を合わせておきました。

遺跡の最後はどのパンフレットにも載っている、木の根に埋もれた仏頭。ちょっと不気味ですが。
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13世紀に建てられた重要な寺院だがビルマ侵攻で廃墟に。広大な敷地のなかあちこちに仏像がばらばらになって転がっていたり、つなぎ合わされていたり・・・・。日本より遙かに古い仏教の歴史を持つ国だと思いますが、残っている物は少なく新しくとも荒廃している。ビルマとの絶え間ない戦争にそして洪水に寄って荒れ果てたのだろうか?ユネスコ世界遺産の指定を受けあちこち修復が行われていて、私が同じアングルで・・・と思った遺跡の門は修復中でした。去年の洪水の爪痕もあると思います。

象が観光客を乗せて遺跡巡りをしていました。かなり揺れているみたいでしたが・・・。
・・・とこの辺で私の顔色がすっと青くなったらしく、妹が気付いて「Dollyちゃんが大変だ!!早く水!水!」と叫んで冷たい水を渡してくれました。乾期で涼しい・・・と聞いて来たのですが現地の人も首をかしげるほど暑さは収まらず。炎天下、夢中でシャッターを切っていると本当に危ないことになりそうでした。

何度も人を案内してきた次男夫婦は木陰で気長に待っていてくれました。
さて、お腹も空いてきてお昼ご飯は次男御用達のレストランで。屋根のあるオープンカフェ(?)のタイ料理レストラン。昨夜の洗練した味とは又ちょっと違って、でも安くて美味しいレストランでした。でもなぜか「ビール」は「無い!」と断られてしましました。お料理を前にマリは「ビールがあったらなぁ」・・・となんども残念がっていました。前夜、アーヤの好物、甘いやきそば「パッタイ」を此処でも注文。やっぱり美味しかった。日本の焼き蕎麦に砂糖を入れてもこんな味にはならないなぁ。

食事の後は息子の勤務先「アユタヤ・ロジャナ工業地帯」へ。昨年ここが2mも浸水したのです。よくまぁこんなに早く復興したものだとさぞこの1年息子達、苦労だったろうと思います。車はゆっくり走ります(スピードが出せないようにわざとでこぼこ道にしてあります)日本企業がいっぱいです。撤退した企業も多かったようですが・・・。

来る途中高速道路で息子が「洪水の時はここから先は進めなくてボートに乗って工場まで行き潜水してもらってカメラで視察した」と云っていました。
息子の勤める工場も一周して見せてくれました。(日曜日で門は閉まっていました。

「しかしタイの人々はあんな洪水にあってもとっても明るく楽天的。一体鬱病になる人なんていないんじゃないだろうか?」と昨年息子は云っていましたっけ。

この後、時間があれば「バンサイ王立郷土工芸センター」の中の「バードパーク」で30種類以上の稀少鳥類が生息する大きな鳥舎で南の美しい鳥を見たかったのですが・・・時間切れ・・・・。

でも満足の一日でした。     ・・・つづく。
by hello-dolly-3 | 2013-01-06 16:32 | 旅行
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