Aさんご実家の畑は広くて、野菜や花や果物・・・と色んなものが植えられている。
ご病気で入院中のお母様。近くの有料老人ホームに入所されているお義父様。それに臨月でお里帰りのお嬢様・・・のお世話で、目の回るようなお忙しさの中でも畑の作物は、どんどん育ってゆくし、草も生えてくる。おかげさまで時々、いえ、再々、美しい花やお野菜を頂く。
冬は立派な三浦大根や唐の芋。春はふきのとうだったり、菜の花、ブロッコリー・・・。勿論無農薬なので安心。新鮮だから美味しい・・・。元気なら少し草抜きのお手伝いをしなければバチが当たりそうなのですが・・・。ただありがた~く頂くばかりです。
今日は、西洋石楠花と花菜と沢山の「土筆」をいただきました。夕方ちょっと支度にかかるのが遅くなって、土筆のはかまを取るのにKenに手伝ってもらいましたが、お夕飯に間に合う分だけ取って、丁寧に水洗い。緑色の胞子がいっぱい出ます。さっと茹でて、軽く絞り、少しの油でいためて、砂糖としょうゆでからりと煮上げます。花かつおをまぶして出来上がり。
半分はAさんに「ご主人のお酒の肴に・・・」とお分けしました。何でも、以前一度作ってみたものの、ご家族には不評だったそうで・・・。私の作ったのはどうかしら・・?
なんということはない味なんですけど・・・。口の中に胞子の粉が少し広がって
春を食べているような気がしました。
そして先週頂いた「牡丹の花」見事に咲きました。花びらがまるで蝋で作ったような美しさ。Aさんのお宅では水揚げしなかったそうですが、我が家では蕾が開くまで何度も切り戻したら、咲いてくれました。Aさんにはお礼に画像をお送りしなければ・・と思っています。