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富良野スキー旅 22日

昨夜の腰の痛みは、今朝は綺麗に取れています。朝食のバイキングはツアー料金に含まれて、いつもは極く質素な朝食ですのに、いろいろと並んでいるとついお皿に取りすぎます。それでもKeのお皿から、トマトジュース・・・一口失敬しました。

ここ富良野スキー場はもともとあった「北の峰ゾーン」と「富良野ゾーン」の2つのスキー場がつながって広く楽しめるようになっています。15年(?)位前までは私も、「北の峰」の「レディースダウンヒル」や「ジャイアントコース」を元気よく滑り降りたり(転げ降りたり)したものですが、富良野ゾーンからの連絡コースには途中かなりの上り坂があり、足腰の弱った私には到底無理なので、ホテルの「シャトルバス」で「北の峰」まで移動。リフト乗り場で落ち合う事にしました。

初級ゲレンデは広くて一体どちらに向かって滑り降りれば好いのでしょう・・・というくらいで、富良野の町全体を見下ろせる・・・・・ここも好いスキー場です。ただしゴンドラに乗ってしまえば、終点は突然上級社コースがあり、迂回コースがあるものの幅が狭くてあまり気持ちの好いコースではありませんし、もう私の体力では、途中の「ジャイアントコース」は無理というもの・・・。

しばし、ここで滑ってお昼は「富良野ゾーン」のレストランで「ラーメン」を食べる事にして、またもや「シャトルバス」乗り場へ、スキーで滑り込みます。ところがバスの時間がかなりあり、ホテルのまえで待っているとき、懐かしい友人からのメールが・・・「心配していたNちゃんの乳がんの転移は検査の結果「シロ」だった」と知らせてくださった。「良かった!!」

結局、シャトルバスより先に着いた路線バスに乗せてもらい、約束の時間より少し遅れて「富良野ゾーンへ」。「ラーメン」美味しかった!!後はゴンドラで2往復。途中2度転び、一度はH夫人に起こしてもらい、2度目はKenに起こして貰った。へへ・・・。転んだら起きられないスキーヤー。転ばないように慎重に滑っているのですが、どうも平らな場所に来ると油断して転ぶというより、座り込んでりこんでしまう・・・・。本当にはた迷惑なスキーヤーです。
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私は早めに引き上げ、スキーロッカーの前で、30分ぐらいKenの帰りを待ちます。何故かといいますと、「靴が自分で脱げないのです」・・・???長い間痛みをこらえていた背中の筋肉が縮んでしまって、おまけにコルセットが邪魔して、俯くことが出来ません。それでもやっとバックルをはずし、Kenが帰ってきてから力いっぱい引き抜いてもらいます。

スキー靴って・・・・窮屈なギプスを着けているのと同じです。靴を脱いだKenは決まって「あ~~!足がニコニコしている!!」・・・と言います。ゴルフといい、スキーといい、重い道具や小物をいっぱい必要とする、お金のかかる贅沢なスポーツを「ビンボー」な私達が(私はもうゴルフはあきらめました)何とか年に一度でも楽しめることは本当に幸せです。

4時過ぎまでは頑張って滑っている元気なHご夫妻。部屋で休んでいると「お風呂に行きますか?」とお電話でお部屋のバスは使わずにサウナやプールのある大(?)浴場で身体を温めます。その後またH氏のお部屋で「ビールで乾杯!」・・・。今日は昨年、女房達に振られて、男二人で来たときに、行ったという「中華のバイキング」に予約を入れました。帰りは「ニングルテラス」にミセスと二人で行く予定で、ダウンコートを持って出かけました。

さて、食いしん坊の皆様!「中華のバイキング」は一人¥3000(?)・・・昨夜よりお安いバイキングで、男性陣「昨日のほうが良かったね」を連発・・。でも、結構頑張っていましたよ、お値段の割には・・・。お客が少なくてH氏しきりと「コレでは経営が成り立たない・・。赤字だろう?・・」・・つい現役のときの原価計算が働くらしい・・・・。
「お父さん、そんな心配しないで、楽しく美味しく食べましょうよ・・」とたしなめるミセス。しかしH氏の心配は昼間の中華レストランの「ラーメン屋さん」の食券の通し番号が売り上げ数だとすれば・・一日アレだけの売り上げでは赤字ではないのだろうかと・・・・これまた、H氏の心配は尽きない・・・・。「まぁ土日は、結構混むのでしょう・・・」と心配を慰めるしかありません。

美味しかったメニュー・・・

@スモークサーモン・・・たまねぎスライスたっぷりに美味しいドレッシングをかけてたくさん頂きました。私の好物です。

@酢豚・・香酢を使った甘酸っぱさ・・・香りがあって美味しかった。

@海老のマヨネーズフリッター・・・海老のフリッターをマヨネーズで合えたのでしょうか?美味しかった!!

@焼きそば・・・野菜あんかけ

@胡麻プリン

・・・といったところでしょうか?

さて、夫たちと分かれてミセスと二人でニングルテラスへ。Kenはレストランの経営状態よりニングルテラスでの妻の無駄使いのほうが心配か?
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入り口で記念撮影をしていたら、「写しましょうか?」と若い女性がシャッターを切ってくださった。お目当ては、TVドラマ「優しい時間」で主人公の女性が教わって作る「銀細工の雪の結晶のペンダント」・・・・小さなニングル(妖精)の小屋のようなお店の、素敵な手作りの作品を何軒か覗いて、たどり着いたらなんと先ほどシャッターを切ってくださった方のお店だった。

「雪の結晶は一つづつ形が違っているように手作りですから、どれも同じものはありません」・・・と銀の粘土をこねて型に入れて、炉で焼き、丁寧に磨くのだと教えてくれました。

さて、お友達にお土産を・・・と思いましたが、ちょっと高すぎて・・・やはり1万円以上。安くても5~6千円。ふと見ると同じデザインで安いのがあって「コレは銀メッキですお手入れはこちらのほうがずっと簡単ですよ」との事でこちらで我慢をしてもらうことに??

ミセスHは「お気に入り」が見つかりました。困ったことにそれに合うシルバーのチェーンも素敵なのが・・・。困りましたが(?)買いました。私が払うわけではありませんので、無責任に「買ったら?」と薦めます。だってよく似合っているのですから・・・。私は「銀メッキ」の「小さな結晶」が似合うといわれ、お財布にもピッタリで買いました。
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帰る途中、気になるお店に足が止まります。やはり大好きな「ガラスやさん」
カラフルなガラスの時計や真っ白のアクセサリー。ガラス板をぶら下げたチャイムがとっても素敵な音を奏でます。どれも違った綺麗な音色で、欲しかったけれど、素材がガラスですからドアチャイムにはちょっと心配で・・・。お店の主はダンディーな方です。ちょっとお話をしているうちに、すっかり打ち解けてしまってしばらくお話が盛り上がってしまいました。ユニークな生き方をされている方で、私と同年輩なのに9歳のお嬢さんがいらっしゃるそうです。写真を写させていただきました。WEBサイトはこちらです。
http://web.mac.com/kao560/iWeb/Site/372FC363-923B-43EE-BEA6-985145F74A53.html
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記念に「ペンダントヘッドのセット」を買いました。UriちゃんかKちゃんがアクセサリーを作るのに気に入ってもらえるかな???

富良野は不思議な町です。富良野に惹かれ倉本聡さんから「ニングルテラス」のプロジェクトを聞かされここにお店を出されたそうです。大阪生まれ、照明器具会社の社長を50歳で弟にゆずり、全国を回って富良野に落ち着かれた、ステンドグラスのデザイナーです。私達も不思議な出会いをしたものです。

さてさて、2日目の夜も充実。明日はいよいよ「富良野・美瑛のホテルのバス観光コース」に参加です。
by hello-dolly-3 | 2008-01-31 23:13 | 旅行
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